スッポンタケ

スッポンタケ

Phallus impudicus L. : Pers.

(スッポンタケ科 スッポンタケ属)

 梅雨期から秋まで庭先や竹林、林地などに発生する。きのこがちょうどスッポンの首の様に伸び出すことからスッポンタケの名がある。きのこには悪臭があり、 この臭気にさそわれてハエなどが集まってくる。きのこの胞子はハエなどの体に付着してあちこちにまき散らされる。

[特 徴]
 若いうちは白色の球形で、ちょうど卵の様である。やがてその卵が割れて中から傘を伸ばす。傘は鐘形でその表面に暗緑色の胞子を着けている。



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