フキサクラシメジ |
Hygrophorus pudorinus (Fr.) Fr.
(ヌメリガサ科 ヌメリガサ属)
夏から秋にかけてツガやコメツガ、シラビソなどの針葉樹の林内地上に群生する。きのこ全体に独特の臭気と苦味があり、毒はないといわれるもののあまり食欲はそそられない。
また、サクラシメジ類に共通しているのだが、きのこを採ってひと晩かふた晩放置しておくと白色のかびにおおわれてしまう。
このため、きのこは採った日のうちにゆでてしまうか塩漬けにする必要がある。
[特 徴] 傘は初め半球形で後にはまんじゅう形から平らに開く。表面にはぬめりがあり、色は淡い肌色。ひだは初め淡い肌色で後にはやや濃色になる。 並び方はややあらく柄に直生からやや垂生する。柄は淡い肌色で根もとは黄色をおびる。 |
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