スギヒラタケ |
Pleurocybella porrigens (Pers. : Fr.) Sing.
(キシメジ科 スギヒラタケ属)
秋にスギなどの針葉樹の倒木や切り株状に多数が重なりあって発生する。この仲間は日本ではこのスギヒラタケのみが知られている。しかし、このきのこの分布は広く、
北半球の温帯以北の地域で発生が報告されている。ごく最近になって、このきのこを食べたことによる急性脳症の発症の疑いが指摘された。
現在は、まだ真偽は明らかではないが、危険性の可能性を指摘されたきのこについては、安全性が確認されるまで食べない方がよい。
[特 徴] 傘は初めは円形で後には生長して扇形に開き、色は白色でふちの部分は内側に巻き込むことが多い。柄はほとんどない。ひだは白色で並び方は密。 ひだの中ほどが枝分かれする。 |
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