オオウスムラサキフウセンタケ |
Cortinarius traganus (Fr. : Fr.) Fr.
(フウセンタケ科 フウセンタケ属)
夏から秋にかけて北半球の亜寒帯針葉樹林でみられる。日本では亜高山帯や北海道のシラビソやオオシラビソ、コメツガ林のコケの中に発生する。
食毒は不明で、毒きのこだという説もある。1980年代には富士山の亜高山帯林でよく見られたが、1990年代の中頃以降は発生量が少なくなってきている。
[特 徴] 傘は初め球形で後にはほぼ平らに開く。表面は淡紫色でぬめりはない。ひだは柄に直生から上生で並び方はやや疎、初めは淡褐色で後には茶褐色となる。 柄は傘とほぼ同色で根もとはやや太まり、表面は真綿でおおわれたようになっている。きのこの肉色は褐色で、全体に刺激臭がある。 |
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