オオキツネタケ

ムラサキシメジ

Lepista nuda (Bull. : Fr.) Cooke

(キシメジ科 ムラサキシメジ属)

 秋の半ば過ぎに広葉樹の林内地上に群生する。12月初め頃まで発生する年もある。しばしばきのこが環状や列状に並ぶ菌輪をえがく。食用きのこであるが、 味はややくせがあり、苦味をもつものもある。一見するとフウセンタケの仲間と見誤りやすいが、ひだの色がフウセンタケ属のような茶褐色にはならないので区別できる。

[特 徴]
 傘は初めまんじゅう形で後には平らに開く。色は初め美しい紫色だが、傘が開くにつれて色があせ、灰白色や淡褐色になる。ひだは初め美しい紫色で後には色あせて灰白色になる。 並び方は密で柄に湾生する。柄は傘とほぼ同色かやや淡色で表面は繊維状。根もとはふくらむ場合が多い。



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