キヒダフウセンタケ

キヒダフウセンタケ(新称)

Cortinarius xanthophyllus (Cooke) R. Henry

(フウセンタケ科 フウセンタケ属)

 秋にブナ科の広葉樹の林内に発生する。名前はひだの色が黄色いことからつけられている。日本のほかにはヨーロッパで発生が記録されている。 日本産のこのきのこの詳細な記載は、日本菌学会の会報Mycoscience 42巻にある。

[特 徴]
 傘は初めまんじゅう形で後には開いて平らになる。表面の色は紫褐色で湿っていると多少ぬめりがある。ひだは初め黄色からレモン黄色で後には黄褐色になる。 並び方は密で柄に上生する。柄はひだと同色でくもの巣膜がつき、根もとは塊茎状にふくらむ。きのこが乾燥すると独特の不快臭がでる。



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