シワチャヤマイグチ |
Leccinum hortonii (A. H. Smith et Thiers) Hongo et Nagasawa
(イグチ科 ヤマイグチ属)
夏から秋にかけてブナ科樹木の林内の地上に発生する。名前のとおり傘の表面には多くのシワがあり、傘が開く前はまるで脳みそのようにも見える。
現在のところ、日本と北アメリカの東部で発生が確認されている。きのこの中にはこのように離れた分布をするものがあり、その理由はまだわかっていない。
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[特 徴] 傘は初め半球形で後には開いて平らになる。表面の色は茶褐色で、いちじるしいしわがある。傘が開く前は脳みそ状である。管孔は初め黄色で後には緑黄色となり柄に上生する。 柄は淡黄褐色で根もとは太くなり、表面は細かなうろこ状のささくれがある。また、柄の表面には不明瞭な網目模様がつくこともある。 |
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