梅谷 献二 |
日本人の生活は古来自然とともにあった。秋になると、鳴く虫の声に耳を傾け、美声の鳴く虫は声だけでその名前を知っていた。実はこうした習俗は世界的には大変珍しく、
ほとんど日本と中国だけに存在する文化といえる。 本稿は、そうした文化の歴史的背景を要約してまとめたもので、内容は主としてJR東海エージェンシーの月刊誌『ひととき』の5巻8号(2005)に書いたものを骨子とした。 |
※各画像をクリックすると大きな画像でご覧になれます
読み物コーナーの目次に戻る