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ヒガンバナ


ヒガンバナ
ヒガンバナの咲く里山の風景 ヒガンバナの咲く里山の風景 道端に咲くヒガンバナ ヒガンバナと稲穂 ヒガンバナと稲穂
ヒガンバナの咲く里山の風景 道端に咲くヒガンバナ ヒガンバナと稲穂

(ユリ科、Lycoris radiata


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 秋の彼岸ころに真っ赤な花を咲かせてとても目立つ植物だが、3倍体(2n=33)のため実がならない。葉はまだ寒い頃に展開し、 落葉樹の葉が茂る頃にはなくなってしまう変わった植物である。もう少し早いまだ暑い時期に薄いピンクに咲くナツズイセン(L.squamigera)、 橙色のキツネノカミソリ(L. sanguinea)も同属植物である。ヒガンバナはネズミ避けとしてか救荒作物としてか、たぶん園芸用ではなく中国の揚子江流域から入ったものと思う。 鱗茎にはリコリンという有毒物質がある。これでイノシシの忌避効果がないかどうかと、今夢中になっている。
キツネノカミソリの群落
キツネノカミソリの群落
キツネノカミソリの実
キツネノカミソリの実


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