イ チ ビ |
(アオイ科、Abutilon theophrasti) |
イチビは古くは繊維作物として日本に渡来し、その繊維はボウアサといわれていた。その果実の色は白っぽく、茎は分枝しないタイプであった。
トウモロコシなどの飼料畑に多く見られるイチビの果実は写真のように黒っぽく、分枝していた。これらに注目して、イチビの種内変異の詳細が解析された。
分子遺伝学のシンポは華々しい。多くのイチビは濃厚飼料と一緒に最近になって世界各地から入ってきたものであることが分かった。
|
インデックスに戻る