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ミミナグサ


ミミナグサ

(ナデシコ科、Cerastium fontanum subsp. triviale var. angustifolia
花拡大
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 この写真を撮影した場所がどこかの庭先なら問題はない。実は標高2000m近い月山山頂(7月上旬)である。 ミミナグサが花を咲かせ、その周りにはセイヨウタンポポ(キク科、Taraxacus officinale)やスズメノカタビラ(イネ科、Poa annua)も種をつけていた。 帰化種のオランダミミナグサ(Cerastium glomeratum)でなかったのがせめてもの救いであった。岩手山や早池峰山の山頂も似たようなもので、 登山道にはオオバコ(オオバコ科、Plantago asiatica)やカモガヤ(オーチャードグラス、イネ科、Dactylis glomerata)が生え、 山の上まですっかり人間くさくなってしまった。高山草原は高山植物の領域としたい。

オランダミミナグサ
オランダミミナグサ
カモガヤ
カモガヤ
オオバコ
オオバコ


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