コンフリー |
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(ヒレハリソウ、ムラサキ科、Symphytum offcinale) |
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本種は家畜飼料として明治時代に導入された帰化植物であるが、現在では放棄地や庭先に放生してしまっている。
本種が注目されているのは昨年8月、ヒトの肝静脈閉塞性疾患等の健康被害例が海外で見つかったことによる。これを用いた製品の発売禁止が厚生労働省からの通達で明らかになったことである。
ましてや健康食品として流通していたものはすべて取りやめになった。毒と薬は紙一重である。コンフリーの葉はビロードのような毛で覆われてはいるが、
紙の替わりにはならない。多年生で地下部を切断すると個体数が増えてしまう。日本中に広まってしまったものをこれからどのように防除していくかが課題であろう。
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