おわりに
「虫のオブジェ」シリーズは平成3年(1991)5月発行の『農薬グラフ』118号以来、12年半にわたって表紙を飾ってきましたが、今回の50回目を区切りに終了することとなりました。
この間、コレクションも増え続けてきましたので、ほんの一部しか紹介できなかったのは残念ですが、それでも集計すると23か国、100点余りのオブジェが日の目を見ることができました。
ほとんどが無名の職人によって創られ、ひそかに消えて行くはかない運命にあったオブジェたちも、こうした晴れがましい場を与えられ、さぞ嬉しかったことと存じます。長い間のご愛覧、
ご愛読ありがとうございました。また機会があれば虫のオブジェを通してどこかでお目にかかりましょう。 (梅谷 献二)
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