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岐阜県北東部の河ウレ山にある今清水神社跡(白山中居(はくさんちゅうきょ)神社の社有地)、白山登山道から420ある石段を登ったところ(標高1,050m)に、
異様な姿のスギがどっしりと立っている。
扁平な幹の周り14m・樹高25m。きびしい風雪に耐えつつ一部が枯れた主幹の上部10mあたりから30本ほどの太い枝が上に伸びているが、それらの先端はすべて枯れ、
樹皮も剥落している。枝の分かれ目にはブナ・モミジなどの若木が葉を茂らせている。
樹齢1,000年をはるかに超える老樹は、12人ほどでないと抱えられない太さのため「十二抱えの大スギ」とも、地衣類が着生して樹肌が白く見えるため「白スギ」ともよばれる。
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