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石徹白(いとしろ)のスギ



所在地:岐阜県郡上市白鳥町
指定の経緯:
 大正13年(1924) 12月9日天然記念物指定、昭和32年(1957) 7月2日名称変更・地域指定・特別天然記念物指定(基準:植物(1))


石徹白のスギ
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 岐阜県北東部の河ウレ山にある今清水神社跡(白山中居(はくさんちゅうきょ)神社の社有地)、白山登山道から420ある石段を登ったところ(標高1,050m)に、 異様な姿のスギがどっしりと立っている。

 扁平な幹の周り14m・樹高25m。きびしい風雪に耐えつつ一部が枯れた主幹の上部10mあたりから30本ほどの太い枝が上に伸びているが、それらの先端はすべて枯れ、 樹皮も剥落している。枝の分かれ目にはブナ・モミジなどの若木が葉を茂らせている。

 樹齢1,000年をはるかに超える老樹は、12人ほどでないと抱えられない太さのため「十二抱えの大スギ」とも、地衣類が着生して樹肌が白く見えるため「白スギ」ともよばれる。


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