オミナエシ

	オミナエシの群落 オミナエシの咲く里山
（オミナエシ科、Patrinia scabiosaefolia）

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この花が咲くと夏が来たと思う。秋の七草の一つであり、多年草なので、毎年切り花や盆花として楽しめる。花が終わると半分ほどの草丈に切ってやると、 また花が咲き、長い間楽しむことができる。写真の傾斜のきつい畑は水はけが良く盆花としてオミナエシを栽培するのに向いている。 農家の庭先にはけっこうあるが里山ではめっきり減ってしまった植物である。本種やセンブリ（リンドウ科、Swertia japonica）などが生えるような手入れされた明るい山林がなくなったのが原因であろう。 白い花のオトコエシ（Patrinia villosa）は近縁種。

オトコエシ

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