奄美大島 H8.12 |
ホソバワダン
Lactuca lanceolata Makino
(キク科)島の北端近く、アンキャバ(安木屋場)という響きのよい名の岬で、岩の山と海との間に一本の道がやがて行き留まる。右手の斜面はソテツの群生地である。 左手は砂利の海岸で、南の島には珍しく荒涼として淋しい。人の声も車の音もなく、海の青さだけが一層むなしく懐かしい。 その砂利の間に群咲く黄色い花がただ一つの彩りであった。 |
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