ヤマトゴキブリ
Periplaneta japonica(ゴキブリ科)
日本在来種で、本州に分布し、野外にも生息しています。また、最近では中国でも分布が確認されています。最近は次種のクロゴキブリの勢力に押されて屋内で見かけることは比較的少なくなりました。
江戸時代の初めまでは日本の屋内で見られる唯一の種類でした。クロゴキブリに似ていますが、成虫の体長が20〜30mmとやや小型で、 光沢がないことおよび雌の成虫は翅が短く、腹部の後半がむき出しになっている点で見分けられます。1世代に2年かかり、幼虫で休眠して越冬します。 幼虫は9回内外の脱皮を繰り返し成虫になります。成虫の寿命は2〜3か月で、その間に20個位の卵の詰まった卵鞘を20個以上も生みます。 |
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