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2002年、土浦市内のホームセンターでの採集品。デザインは３種で、それぞれに表紙（写真・上）のようなモノクロとカット（写真・下）のようなカラー彩色のバージョンがある。
短期間で売り切れて再入荷の予定はないという。アメリカはノースカロライナ州Woods International社発注の中国製。用途は庭の敷石だが室内装飾にもよいとある。
セラミック製で化粧箱入り。大きさはすべて直径30cm内外、厚さ3cm、重量約2kg。驚くのは１個480円という安価さである。加えてガーデニングブームと日本人好みのトンボであることもあり、
”虫”としては異例の売り切れ人気もわかる。ただ、この重量物が太平洋を往復した輸送費、箱代、発売元のマージンなどを考えると、原価はタダ同然の計算になる。
そういえば虫に限らず、近年の安価なオブジェや玩具は、発売国のいかんを問わず中国製が圧倒的に多い。その中国も自由経済の導入で人件費が高騰しつつあり、
こうした”おいしいオブジェ”も今のうちだけであろう。そこでこの敷石も余分に買って（買えて？）同好者にばらまいたが、今回の紹介で購入価格を知られることが実に遺憾である。
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