ルビーロウムシ
雌成虫 | 幼 虫 |
ハチに寄生されたもの(黒色) | すす病の発生状況 |
ルビーアカヤドリコバチ(雌成虫) | 雄成虫 |
寄主植物:カキ、カンキツ類、ゲッケイジュ、チャ、ツバキ、ヒサカキ、サザンカ、モッコク、モチノキなど多食性。 雄はほとんど見られず、単為生殖で増殖する。成虫の蝋質物は長さ4〜5mmで、3種のロウムシでは最も南方系。蜜滴の分泌によるすす病の発生が著しい。 有力な天敵ルビーアカヤドリコバチ(雌成虫の体長1.5mm)がおり、これに寄生されると介殻が黒色になるので、外観で分かる。 孵化幼虫は緑枝に移動し定着する傾向があるので、発見しやすい。成虫越冬。虫体の下に産卵し、6〜7月に幼虫が現れる。年1回発生。防除時期は幼虫発生初期。 |
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