菊の仕立て方/古典菊 |
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■ほうき作り ■七五三作り ■天地人作り |
■篠作り ■肥後菊花壇 |
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奥州菊、美濃菊は大菊とほぼ同じ作り方ですが、その他の古典菊は中輪〜小輪で全般に繊細な美しさを愛でるものなので、
肥料は少な目にして集団の美しさを大切にした仕立て方が適しています。
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■ほうき作り嵯峨菊、肥後菊等の基本的な仕立て方で、7〜9号鉢を使用し、2〜3回摘心して枝数をふやし、下部の茎を束ねて箒を立てたような形に仕立てるもので、 流儀によって1本〜4本の苗を植え、一茎一花として9〜15輪の奇数花を咲かせます。保存会の仕立て方には極少肥で育て、花を春、緑の葉を夏、その下の紅葉した葉を秋、肥料切れで枯れた下葉を冬に見立てて四季を楽しむものもありますが、 ある程度肥料を効かせ、ついた蕾を全部咲かせる簡易箒作りが一般向きです。 |
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■七五三作り嵯峨菊の仕立て方の一つで、箒作りに似ていますが、15花を頂部に7花、少し下って5花、更に下って3花を咲かせます。 肥後菊、伊勢菊でも作ってみたいものです。 |
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■天地人作り三重県松坂地方で多くみられる伊勢菊(松坂菊)の仕立て型で、7号鉢に苗を一本植え、2回摘芯して3本の主枝を天地人の段差をつけ、 各枝に5本づつの小枝をつけて計15花を同時に開花させます。他の古典菊やスプレー菊でも作ってみることをおすすめします。 |
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■篠作り江戸菊の基本的な仕立て方で、一部伊勢菊、大丁字でも作られています。1本の苗を2〜3回摘芯して9〜15本立てとし、 各枝に支柱を立てて、各一輪づつ咲かせます。他の中輪菊でも作れるのになぜか見かけませんし、篠作りそのものが少なくなっているのは淋しいことです。 |
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■肥後菊花壇肥後菊保存会で伝承されている仕立て方で、家、庭の植込みや垣根なども育てやすくする栽培条件として考慮すると共に背景として十分検討して花壇の位置、 向きをきめます。最初から地植えで、植え方、色の配置、位置に合わせた蕾の選定(陰と陽の組合せ)など細かく定められています。 |
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