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虫の雑学 梅谷献二


 この項は、当協会の機関紙「研究ジャーナル」をはじめ、いろいろな雑誌や新聞に書いてきた虫にまつわるコラムの一部を補筆し、新たに付図を添えて転載したものです。
 べつに主義主張や確固たる哲学があるわけではなく、もとより読んでタメになるようなものではありません。それでも”昆虫”という生き物は、このようなナナメの視点で眺めてもけっこうおもしろいと思っていただけたら、ぼくとしても嬉しい次第です。
 この項はこれからも順次追加される予定ですが、独断や勘違いによる間違いも多いと思います。お気づきの点をご指摘いただけたら幸いです。
 なお、この一部は大幅に加筆改訂し、下記の単行書にも収録されています。よろしければあわせてお読み下さい。

 梅谷献二/編(1985)『虫のはなし(1〜3巻)』.技報堂出版:各221,235,237pp.
 梅谷献二(1986)『虫の博物誌』.築地書館:214pp.
 梅谷献二(1986)『虫の民俗誌』.築地書館:251pp.
 梅谷献二・加藤輝代子/編(1989)『クモのはなし(1〜2巻)』.技報堂出版:各272,239pp.
 梅谷献二(1991)『ヒトが変えた虫たち』.筑摩書房:214pp.
 梅谷献二/編(1992)『♂♀のはなし・虫』.技報堂出版:214pp.
 梅谷献二・梶浦一郎(1994)『果物はどうして創られたか』.筑摩書房:213pp.
 梅谷献二(1998)『暮らしの中の昆虫たち』
    (自然の中の人間シリーズ・昆虫と人間編(1)−絵本).
農文協:32pp.
 梅谷献二(1998)『昆虫たちの超能力』(同上(2)−絵本).農文協:32pp.
 梅谷献二(2004)『虫を食べる文化誌』.創森社:320pp.
 梅谷献二(2009)『虫けら賛歌』.創森社:264pp.

No. タ イ ト ル No. タ イ ト ル No. タ イ ト ル
1 ノミ雑話 2 シラミ雑話 3 もうひとつのシラミ
4 「慶雲」考 5 血縁淘汰説 6 カマキリの神話
7 虫の精子金庫 8 働きバチの労働時間 9 はるかなるスカラベ
10 クモの遊び 11 パイナップル異聞 12 バナナ今昔
13 爆撃された誘蛾灯 14 クモの糸 15 旅人木
16 ハチと小便 17 韓方薬“カイコの粉末” 18 “アホウ”は力なり
19 「バグズライフ」を観る 20 異郷のキリギリス 21 小をよく大を制す
22 食品混入昆虫 23 秘境の昆虫少女 24 変態
25 片道飛行 26 ミツバチの王 27 闘コオロギ
28 大発生 29 1匹のクマに5頭のノミ 30 異郷にすだく
31 クモと宝石 32 和・洋ミツバチ 33 町と山のミツバチ
34 暴れバチ 35 抵抗性 36 日本脳炎
37 都会のハエ 38 イエバエの性異常 39 冬のカ
40 都市の介殻虫 41 オス不要 42 工業黒化
43 新天地 44 根 絶 45 アリガタバチ
46 夢の島 47 ハチ害 48 メタン燃ゆ
49 逆転劇 50 トビバッタ 51 孤島の出来事
52 消えた鍾乳洞 53 カブトムシ産業 54 ホメオボックス
55 雑食カイコ 56 黄・白のマユ 57 月のホタル
58 ユスリカ騒動 59 釣具店の餌虫 60 ブドウ虫
61 人造益虫 62 昆虫の養殖業者と標本商 63 緑の館のショウリョウバッタ
64 木の葉のキャンバス 65 毛虫のシルクロード 66 泣くなシロスジカミキリ
67 1945年、夏 68 イ(彝)族の火祭り 69 カメムシのにおい
70 コエンドロ考 71 女神の貞操帯 72 虫の山火事センサー
73 ヘッピリムシ 74 世界最小の虫 75 世界最大の虫
76 ”ひとだま”の正体 77 あざみうま 78 ウイスキーを広めた虫
79 動物ばなれ 80 姓名表記 81 一連托笑
82 隅の親石 83 タサデイ 84 コメツキムシのジン・トラップ
85 蠍(さそり) 86 新築家屋に集まる虫の怪 87 蛍の光、窓の雪
88 岩国の石人形 89 もうひとつの「ノミの夫婦」 90 ある勘違い
91 バイオリンムシ飛ぶ 92 うどんげの花 93 ナミブ砂漠の奇虫
94 蓼食う虫 95 サムライアリ 96 蟻文字
97 続タサデイ 98 死んだふり考 99 蟻地獄
100 アブラムシ 101 四川省の玩具「虫車」 102 アカトンボの旅
103 ウスバキトンボの渡り 104 つつがなしや 105 アメンボの秋波
106 4月1日のスペシャル・ニュース 107 ジュウシチネンゼミの不思議 108 続ヘッピリムシ
109 和方薬「孫太郎虫」 110 さらば妖怪たち --  


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